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[東京 16日 ロイター] 日産自動車(7201.T: 株価, ニュース , レポート)は16日、4月1日付の役員の人事異動を発表した。国内販売不振への対応を反映した布陣となった。
志賀俊之COO(最高執行責任者)が国内市場と中国やインドなど一般海外市場(GOM)の統括を兼務していたが、4月以降は国内専任とする。GOMについては、欧州の生産を統括していた欧州日産の常務執行役員コリン・ドッジ氏が、本社の常務執行役員に昇格して担当する。
日産自の2006年国内販売は、スズキ(7269.T: 株価, ニュース , レポート)と三菱自動車工業(7211.T: 株価, ニュース , レポート)からOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けている軽自動車を除くと、前年比16.8%減の63万2047台と振るわなかった。国内の軽自動車を除く普通・小型車市場における日産自のシェアは、前年比2.3ポイント減の17.0%に下落した。
このほか主要な人事としては、カルロス・ゴーン社長が担当していた北米市場について、欧州市場を担当していた西川廣人副社長があたることにした。ゴーン社長は社長業に専念する。米国販売も、前年比5.3%減の101万9249台と低迷していた。
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