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昇となった。前日の急落後の買い戻しで堅調にスタートしたあと、後場に入ると先物主導
で一段高となった。ドルが118円台に乗せる円安/ドル高となったことも支援材料にな
った。ただ、市場では当面、日経平均で1万7000円台前半を中心とするもみあいが続
くとの見方が広がっており、2日の急落も含めてレンジ内で先物に振らされる展開が続い
ていると受け止められている。
東証1部の騰落数は、値上がり1012銘柄に対し、値下がり591銘柄、変わらず
126銘柄だった。
2日の急落がファンダメンタルズ面の悪材料によるものではなく先物主導だったことか
ら、心理的なフシである日経平均1万7000円の下値を意識して、東京市場は買い戻し
先行でスタートした。ハイテク株や銀行株など幅広く買いが入り、一時軟調だった鉄鋼株
にもその後押し目買いが入ったことで、市場では目先の下値不安が後退した。
後場中盤からは先物にまとまった買いが入って上げ足を速め、日経平均も一段高。20
0円を超える上昇となった。カブドットコム証券マーケットアナリストの山田勉氏は「外
資系証券による先物の買いが入った。為替が118円台に乗ると安心感が出るようだ。若
干円安に振れていることや米国株が3連騰となったことから、先物のショートカバーが入
ったのだろう」とみている。
先物主導とはいえ東証1部では売買代金2兆9358億円の商いをこなしており、市場
では「売り仕掛けでもなければ1万7000円付近の下値は堅そうだ」(準大手証券)と
の声が上がった。
ただ、ここからの上値余地は限られるとの見方が多い。レンジの上値を突破する手掛か
りが乏しいためで、「当面は1万7000円台前半を中心とするもみあいが続く。動きが
変わるのは下旬からの決算発表を確認してからではないか」(準大手証券)との声が上が