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円台に上昇した。米連邦公開市場委員会(FOMC)をきっかけに米利下げ期待が高まり、
米国株が大幅高となったことが東京市場の支援材料になった。日経平均は一時300円を
超える上昇を演じて1万7500円に接近したが、上昇ピッチの速さからこの水準では利
食い売りが出てその後は伸び悩んだ。
東証1部の騰落数は、値上がり1453銘柄に対し、値下がり206銘柄。変わらずは
72銘柄だった。
米FOMCでの金利据え置きは予想通り。市場の関心は、ステートメントで「追加引き
締め」という表現が削除され「将来の政策調整」に置き換えられたことに集中した。「今
後は、利上げだけでなく利下げも選択肢に入る」(大手証券)と受け止められ、米経済指
標に対する認識がやや弱まったことと合わせて、日米市場には米利下げ期待が広がった。
これを受けて日経平均は上げ足を速め、3月12日の直近高値(1万7325円)を上
抜いてチャート上のダブルボトムを形成。さらに終値で25日移動平均線(1万7412
円)をクリアしており、今回の世界的な株安連鎖に対する底入れ感が広がっている。
また「株安連鎖の本質だった米国景気の不透明感に対応するため、米金融当局が利下げ
もありうるとのスタンスを示したことで、ファンダメンタルズ面からも株価の底入れムー
ドも強まっている」(新光証券エクイティストラテジスト、瀬川剛氏)との見方も多い。
ただ、これまでの戻りピッチが速かったことから株安連鎖の下値で買い向かった個人投
資家の売りが出たことに加え、戻り待ちのヤレヤレ売りなどが上値を押さえ、日経平均は
1万7500円の手前で伸び悩んだ
http://today.reuters.co.jp/investing/financeArticle.aspx?type=marketsNews&storyID=2007-03-22T062912Z_01_nTK3109729_RTRJONT_0_MnTK3109729-2.xml