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ダウ工業株30種が8日続伸し、続伸の期間は過去4年間で最長となった。原油価格の
反発でエネルギー株が上昇したほか、大幅な人員削減を計画していると伝えられたシティ
グループ(C.N: 株価, 企業情報 , レポート)も買われ、相場を押し上げた。
シティグループは、少なくとも1万5000人の人員削減を計画しているとの報道が好
感され、1.6%上昇。ダウ工業株30種とS&P総合500種指数の上昇を支えた。
原油価格が再び上昇し始め、エネルギー株を支援した。エクソンモービル(XOM.N: 株価, 企業情報 , レポート)やシェ
ブロン(CVX.N: 株価, 企業情報 , レポート)が買われ、S&P総合500種指数を支えた。
主要株価指数は、2月下旬の下げをほぼ取り戻した。
ただ、決算発表シーズンを控えた警戒感から相場の上値は限定された。アルミ大手のア
ルコア(AA.N: 株価, 企業情報 , レポート)がこの日の引け後に発表した第1・四半期決算はリストラ費用を除く利益が
アナリスト予想を上回った。アルコアは0.09%高と小幅上昇。ベアースターンズは9
日、アルコアおよびアルミ業界全体の見通しを引き上げた。
ロイター・エスティメーツによると、S&P500種採用企業の第1・四半期の増益率
予想は前年比5.0%と、期初予想の9.2%から低下している。
このほか、11日の3月FOMC議事録発表を控え、一部投資家の間では積極的な売買を
手控える姿勢が強まった。
エクソンモービルは1%高、シェブロンは2.05%高。
米原油先物<CLK7>は0.38ドル高の1バレル=61.89ドル。
住宅建設最大手DRホートン(DHI.N: 株価, 企業情報 , レポート)は1.54%安。同社は、第2・四半期(1―3月)
の新築住宅の純受注数が前年同期比37%減と大きく落ち込んだことを明らかにしたう
えで、春の販売シーズンが例年ほど強いスタートになっていないとの見方を示した。
住宅融資を手掛ける金融機関も、住宅市場への懸念から大きく下げた。インパック・モ
ーゲージ・ホールディングス(IMH.N: 株価, 企業情報 , レポート)は11.96%急落、ノバスター・フィナンシャル
(NFI.N: 株価, 企業情報 , レポート)は4.1%下落した。
http://today.reuters.co.jp/investing/financeArticle.aspx?type=marketsNews&storyID=2007-04-10T222350Z_01_nTK3126947_RTRJONT_0_MnTK3126947-1.xml