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まちまち。2月米新築住宅販売が予想外の減少となり、経済成長に対する懸念が広がった。
証券会社のコメントなどを受けてハイテク株には買いが入り、ナスダック指数は上昇した。
朝方は、2月の米新築住宅販売を受けて売りが先行し、ダウ工業株30種指数が100
ドル以上も下げる場面があった。ただ、取引終盤にかけては、デル(DELL.O: 株価, 企業情報 , レポート)、アップル
(AAPL.O: 株価, 企業情報 , レポート)、イーベイ(EBAY.O: 株価, 企業情報 , レポート)などのハイテク株が買われ、ナスダックはプラス圏に押し上
げられた。一方、エクソンモービル(XOM.N: 株価, 企業情報 , レポート)が0.7%高で、ダウは下落分を一部回復した。
MKMパートナーズのシニアバイスプレジデント、ジョン・オブライアン氏は「相場反
転はハイテク株が主導した」と指摘。「証券会社がデルについて強めのコメントをしたこ
とから、相場の一部を支援した。またハイテク業界では新たな合併・買収が起きる可能性
がある」と述べた。
デルは3.5%高となった。ゴールドマン・サックスは、デルの投資判断を「ニュート
ラル」から「バイ」に引き上げた。ゴールドマン・サックスはまた、イーベイの四半期の
売上高見通しを引き上げ、イーベイの株価は4.4%上昇した。そのほか、アップルは
2.5%上昇した。
ただ、原油価格の上昇や住宅市場をめぐる懸念から、3M(MMM.N: 株価, 企業情報 , レポート)のほか燃料を大量に消
費する業種が売られた。3Mは0.76%下落した。
イラン核問題やイランによる英兵拘束を背景に国際的な緊張が高まり、供給に支障が出
るのでは、との懸念を受け、原油価格が上昇した。
2月の新築1戸建て住宅販売は、前月比3.9%減と2カ月連続で減少、最も弱気な市
場予想をも割り込み、ほぼ7年ぶりの低水準だった。
住宅のKBホーム(KBH.N: 株価, 企業情報 , レポート)、トール・ブラザーズ(TOL.N: 株価, 企業情報 , レポート)が下落した。
http://today.reuters.co.jp/investing/financeArticle.aspx?type=marketsNews&storyID=2007-03-26T220113Z_01_TK3112797_RTRIDST_0_JAAESJEA195.XML